正月をのんびりしていると一本の呼び鈴が鳴ったので百香は出るとそこには血相を変えた八兵衛がいた。
「どうしたの?新年早々血相変えて」
百香が驚くと八兵衛はこう言った。
「舞子が見たことない男と一緒に歩いてたんだ。一緒に見に来てくれ。」
百香は言われるがまま八兵衛についていった。

二人は家を出ると程なくして二人を発見した。気づかれないよう後ろから後を追っていく。
すると二人は喫茶店に入っていったので百香たちも一緒に入っていった。幸運にも仕切りをはさんで隣の席だったので気づかれることなく聞き取れる。
しかし聞こえてくるのは「うん、そうだね。」や「へぇ〜そうなんだ。」等怪しい雰囲気のない会話だった。そしてしばらくすると店を出たので二人も店を出た。

店を出たあとも再び追跡を始めたが、その後人ごみに紛れて見失ってしまった。
こうなってしまうともうこれ以上の追跡は困難と百香たちは諦めて戻ろうとした時だった。
「百香にお兄ちゃん。」
「八兵衛。」
なんと向こうから気がついたのだ。しかし八兵衛は一緒にいる男がなぜ自分の名前を知ってるのかが気になった。すると
「えっ、じゃあ舞子と一緒にいたのってもしかして一?」
実は舞子と一緒にいたのは彼女のいとこの鷹野橋一で久々に偶然会ったので街を散策してたのだった。また、一は15年前から「桃源郷」という様々な分野を扱うサイトを運営していて現在までに20兆以上のアクセスを稼いでいるのだ。また、現在も平均アクセス数は伸び続けている。

その後4人は近江兄妹の家で晩飯を楽しんだ・・・かも?

終わり

というわけで今回は近江兄妹の話を書いてみました。展開としてはありがちな話ですが、一度書いてみたかったので一応書いてみました。ここまで読んでくださりありがとうございました。

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